これからはオフィスや自宅以外で働くことも多くなるので、場所にとらわれず同じ生産性を出す為に『持ち歩けないものは使わない』ってチャレンジを初めてから2年が経ちました。 振り返りに良いタイミングなので、2年間の変化を整理しておきたいと思います。
この2年で使わなくなったもの
- 外部ディスプレイ / Happy Hackingのキーボード / Logicoolの親指トラックボールマウス
この3つは慣れるまでシンドかった - iPad
持ち歩いていたが全く利用しないことに気が付いた - モバイルバッテリー
- Ethernetアダプタ
- EMOBILE
以下のサービスで代用- iPhone テザリング
- au Wi-Fi SPOT
- 公衆無線LAN
いまも持ち歩いているもの
- 13-inch MacBook Air
- Mini DisplayPort (VGA) : プロジェクタ接続用
- Mini DisplayPort (HDMI) : プロジェクタ接続用
- 電源アダプタ
- iPhone 6 (au)
- Lightning USBケーブル
- USB 電源アダプタ
毎日持ち歩くモノが減ったことが最良の出来事かもしれません。
さて、キーボード/マウスは耐えるのみでしたが『外部ディスプレイを使わない』については、13.3インチの小さいディスプレイを有効に利用する為に 徹底して不要な情報は出力しない を実施しました。
前置きが長くなりましたが、今回はこれについて書きたいと思います。
はじめに、自分はIDEを使いません。 開発環境はターミナルとブラウザに集約させています。
iTerm2 (ターミナル)
- tmux (ターミナルマルチプレクサ)
- earthquake (Twitterクライアント)
- vim (エディタ)
FireFox (ブラウザ)
- HipChat / Slack / Sqwiggle等のOS X向けアプリを配布しているサービスも極力ブラウザ版を利用
- Flash PlayerをOS Xにインストールしないことで軽量化
Flash Playerが必要なサービスを利用するときは Chrome を利用
1. FireFoxのカスタマイズ
FireFoxのツールバーは Liberator Statusline Toolbar 以外を非表示にしています。
最近のFireFoxはナビゲーションバーを非表示にすることが出来ないので Classic Theme Restorer アドオンを使って隠しています。
ブラウザ操作は Vimperator を使っており、コマンドのレスが Liberator Statusline Toolbar に出力されます。
2. iTerm2とOS Xのカスタマイズ
以下が iTerm2 と OS Xのメニューバー です。
- ホスト名
- tmuxのセッション名, ペイン番号
- 現在のグローバルIPアドレス
- ペイン
- バッテリーの残量
- 曜日, 年月日, 時分
- OS Xのメニューバー
以下のモノは Bartender でメニューバーから隠しています。
- アイコンがカラーのダサいアプリ
- マウスクリックして利用することのないアプリ
- 1〜6で既に表示されている情報
まとめ
上記の他には、サイズが小さくても読みやすいフォントを選ぶようにしています。(いまはOpenDyslexicを試しているとこ)
以上が、13.3インチの小さいディスプレイを有効に利用する為に工夫していることです。